■報告■ イクメンセミナー 第1回

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「イクメンセミナー ~男もつらい!?パパの家事育児泣き笑い~」第1回(7/9)は12名の方が受講されました。当日の内容をお知らせします。

講師:NPO法人ファザーリングジャパン関西  天野 勉さん

「イクメン」という言葉が普及し、育児をする男性も珍しくなくなりましたが、育児を楽しんでやっているかどうかは別問題です。ではなぜ育児を楽しめないのでしょうか。

原因にはパパスイッチが入らないことがあります。たとえば、仕事とのバランス(切り替え)のとり方がわからないという場合は、仕事人、父親、夫、個人(男、大人)という4つのモードの切り替えを意識して行うようにするとよいでしょう。パパスイッチのタイミングは人それぞれで、ずっと入らない人もいます。それでも家事や育児に関わり続けることが大切です。

ワークライフバランスは寄せ鍋のようなもので、いろいろな具をもった人はダシがおいしいのです。とはいえ、時間との闘いで入れられる具材には限りがあります。その時に大事なのは主体的に取り組むこと。「~しないといけない」では堅苦しいですね。

家事育児に関われない理由はいろいろあるでしょうが、その状態が続くとホーム(家)がアウェイ(敵地)になりかねません。

最近、「夫に死んでほしい妻たち」(小林美希著/朝日新書)という本が巷で売れているそうです。この本を読むと夫・妻双方で考えていることにギャップがあると思わされます。

「妻に殺されない」ためには、家事育児の全体量(分母)を夫婦で共有すること。そのなかの夫が分担する量(分子)はそれぞれの夫婦で決めればよいことなのです。「分担」よりも「シェア」をすること、そして妻が思っていることや家の中で何が起きているかを共有することが大事です。家事を「手伝う」という表現には、自分が当事者であるという意識が欠けています。

「いいパパ」よりも「笑っているパパ」として楽しんで生きましょう。

【フリートークのコーナー】

✦仕事と家庭のバランスについて
どうしてもライフよりワークの比重が重くなる時期がある。意識して子どもとの時間を持ったり、短くても自分が納得できる時間をつくること。そして「今この仕事をやる」と自分や妻が決めたかどうか。納得がいかない、決められないなら転職も含めて考えるタイミングかもしれない。妻に「我慢しているのに」という気持ちを持たせないことも大事。妻の自由な時間を確保してあげること。
✦1人っ子の育て方について
他の家庭との子どもを含めたコミュニケーションを増やすことは有効である。地域での関係性があるとよい。
✦思春期の子育てについて
いずれ子離れすることを覚悟して、個人として自分の時間を持ったり、夫婦2人の趣味を持つこともよい。
✦妻との関係性について
自分の趣味の時間は充実しているが、妻との関係が疎かになり妻の不満がたまっている。そんな場合は、サプライズや密度の濃さで勝負してみては?

【お楽しみコーナー】 バルーン

 

次回は「分母の共有」を取り上げ、夫婦のコミュニケーションを考えます。

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